別エントリで紹介した「Windows Live フォトアルバム」でDNGファイル(GX100やGRDのRAWファイル)を扱う方法を紹介します。
正式にサポートされた方法ではないので、不具合等でるかもしれません。
この件についてMicrosoft および Adobe社へのお問い合わせはご遠慮ください。
※DNGファイルの表示はかなり重い処理のようです。比較的最近のPCでないと辛いかもしれません。
1. .NETランタイム 3.0をダウンロードしてきます
Microsoftのサイトから.NETランタイム3.0をダウンロードします。
Microsoftのダウンロードサイト
ダウンロードが完了したらファイルをダブルクリックしてインストールを行います。
2.Adobe DNG Codecをダウンロードしてきます
Adobe LabsのサイトからAdobe DNG Codecをダウンロードし、Cドライブ直下に保存します。
Adobe Labs - DNG Codec
3.ダウンロードしたファイルからCodecを取り出します
スタートメニューのアクセサリからコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
msiexec /a c:\dngcodec_r1_051208.msi
インストーラが起動するので、[next]をクリックします。
Network Locationを聞かれたら「C:\」を入力します。
あとはインストールが完了するまで[next] / [finish]をクリックします。
4.DNG Codecを登録します
スタートメニューのアクセサリからコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
regsvr32 'C:\Program Files\Adobe\DNGCodec\DNGCodec.dll'
5.念のため一旦パソコンを再起動します
スタートメニューからパソコンを再起動してください。
以上の操作でDNGファイル用のコーデックが使用できるようになります。
Windows Live フォトアルバムを立ち上げると、アルバムにDNGファイルが表示されるようになるはずです。
※1回目のDNGファイルの表示にはかなり時間がかかります。1度表示されたファイルは比較的高速で表示されます。